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  • 2020年05月19日 掲載

令和2年5月19日

東京の民生委員・児童委員の皆さまへ

東京都民生児童委員連合会

会 長  寺 田 晃 弘

 

 新型コロナウイルス感染症の拡大は、私たちの日常生活を一変させました。

 環境の変化だけでなく、先の見通せない状況や行動の不自由さの中で、民生委員・児童委員として普段通りの相談・支援活動が行えないもどかしさを感じていらっしゃることと思います。

 私たちの活動は、いま制限されている「人と人との接触」を核に時間をかけて信頼関係を築いてこそ生きるものであり、人と人との触れ合いは不可欠です。

 外出自粛要請により、いつも気にかけている住民の方を訪問する機会も減少しています。多くの方が楽しみにしているいつものサロン活動も行えません。しかし、思考したり想像したりすることまで慎む必要はありません。このような状況だからこそ私たちに何ができるか考えようではありませんか。

 東京には一万人の仲間がいます。また民児協は、様々な経験を積んだ委員が集う人材の宝庫です。地域福祉の要としての誇りと責任を胸に、皆さんの知恵と経験を結集し、創意工夫によってこの困難を乗り越えられるよう共に取り組んでまいりましょう。

 

○   ご自身やご家族の安心と安全を念頭に置きましょう。地域に出て活動する際は、くれぐれも環境を踏まえ体調と相談し、感染防止対策に努めながら無理のないように、また相手の方の体調にも配慮しましょう。

○   感染者やその関係者、医療従事者や外国人の方々等に対する差別・偏見・いじめ・誹謗中傷は許されません。人権への配慮に十分留意しましょう。

○   気がかりなことは一人で抱え込まず、民児協の仲間や行政・関係機関、支援ネットワークなどとつながりましょう。

○   住民の方々への直接の訪問ができない代わりに、電話やファクス、メール等のほか、例えば手紙や往復はがきを活用するなどアイデアを出し合ってみましょう。

○   定例会が行えない場合、例えばメールやSNS、電話連絡網を使うなどして普段よりも意識的に連絡を取り合いましょう。とりわけ新任委員さんの活動を支え合いましょう。

○   この機会に、災害時にも資するよう委員同士、そして地域をもつなぐ複数の手段を検討し活用してみましょう。

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